
味に辛味を足すものでも、一味と七味には味や風味などに違いがあります。
それぞれの特徴を知ることで、味付けにも上手に生かすことができると思います。
そこで今回は一味と七味の違いについてまとめてみました。
原料、味(辛さの違い)、使い方の3つの項目で違いを紹介していますので、使い分けるヒントにしてみてくださいね。
一味と七味の違い【原料】
【一味】
唐辛子を粉末にしたものです。つまり唐辛子だけしか入っていません。
【七味】
7種類以上の香辛料がブレンドされたものです。
七味としてブレンドされているものは、メーカーによって異なるようです。
一般的には、唐辛子、芥子(けし)の実、陳皮(ちんぴ)、山椒、麻の実、ゴマ、シソ、のり、生姜、菜種などが調合されています。
一味と七味の違い【味】
【一味】
一味の原料は唐辛子のみなので、七味よりも辛い。
唐辛子そのものの辛さがストレートに伝わってきます。
【七味】
辛さは一味に比べ控えめですが、山椒などその他の香辛料の香りや風味も味わえます。
数種の香辛料が含まれているため、一味よりも味に奥行きがあります。
一味と七味の違い【使い方】
ここでは一般的な使われ方について紹介していきます。
一味と七味の使い方に明確なルールはありません。
そのため、お好みでどちらかを使用していただいて大丈夫です。
【一味】
薬味として使うよりも、煮物や炒め物などに調味料として使われます。
ピザやカレーのルーの香辛料として、エビチリや麻婆豆腐の辛味を加えるときなど。
【七味】
七味は加熱すると香りが飛んでしまうので、薬味として使われます。
蕎麦や豚汁、焼き鳥、牛丼などに、スパイスを加えたいときなど。
さいごに
一味と七味には原材料の違いがあるため、風味や味わいが異なります。
香りや風味も添えたいときは『七味』、純粋に辛さを足したいときは『一味』など、みなさんも上手にこの二つを生かしてみてくださいね。
引き続き、このサイトでは香辛料や調味料など味作りに欠かせないスパイスについてもまとめていきます。
ぜひ、みなさんも参考にしてみてください^^
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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