
白い砂糖よりも三温糖の方が良いよ〜と世間ではしばし言われています。
でも両者にはどのような違いがあって、どんな風に三温糖の方が良いのか知っている人は少ないかもしれません。
そこで今回は上白糖と三温糖の違いについてまとめてみました!
体に良いお砂糖を探している人は、ぜひ参考にしてみてください。
上白糖と三温糖の違い【製法】
基本的に上白糖も三温糖も、製法には違いはありません。
三温糖は、グラニュー糖や上白糖が作られた後の残った糖液から作られます。
白い砂糖を精製した後に残った糖液を繰り返し煮詰めていくと三温糖が完成します。
この煮詰める過程で砂糖が焦げてカラメルのようになるため、三温糖には色がついているのです。
上白糖と三温糖の違い【味】
三温糖の方が、上白糖よりも甘みは強くしっかりとした味わいになっています。
そのため、甘みの強さを生かす料理などに生かすと良いでしょう。
一方、上白糖の味はグラニュー糖ほど薄味でなく、三温糖ほど濃すぎないというバランスの良い甘みになっています。
甘みの主張が強すぎないため、あらゆる料理に使いやすいと言えるでしょう。
上白糖と三温糖の違い【用途・料理の使い方】
・上白糖
色を付けたくない料理、さっぱりとした甘味が欲しい場合に適しています。また、ケーキなどお菓子作りにも最適。
・三温糖
甘みの強さを生かすような煮物料理に適しています。また、味にコクを付けたいときにも。
上白糖と三温糖の違い【栄養・健康面】
上白糖と三温糖の栄養成分には、ほとんど違いはありません。
砂糖は黒糖に近いほどミネラル分が多く、精度が高くなるにつれて含まれるミネラル量は減っていきます。
そのため三温糖の方が上白糖に比べ、若干ミネラルは多く含まれています。
(ミネラル量:上白糖0.01%、三温糖0.25%)
また、ミネラルのほかカリウムやナトリウム、カルシウムなども、三温糖の方が”わずかに”多く含まれています。
しかし、砂糖の使用量から考えると、両者の違いはさほど大きいとは言えないようです。
身体に良い砂糖を追求していくと…
![]() てんさい糖 650g |
本当に健康に良い砂糖を追求していくと、三温糖ではなく、てんさい糖や黒糖に行き着きます。
てんさい糖や黒糖にはミネラル量も、上白糖や三温糖の比ではないほど豊富に含まれており、てんさい糖に至っては体を冷やさない唯一の砂糖として知られています。
しかし、上白糖は味にクセがなく料理に使いやすいのは確かです。
そのため普段の食生活からバランスを考えて、上手に砂糖を使い分けてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
カラメル色素は?
通りすがりさん、こんにちは。
カラメル色素は着色を用途とする食品添加物です。
砂糖、グルコース、でんぷんなどから作られる着色料であり、醤油やソースなどにも使われていますね^^
私は冷え性なので、てんさい糖を使ってみようと思います。
丸茂さん、コメントありがとうございます。
はい、ぜひてんさい糖を取り入れてみてくださいね^^
大変 参考になりました。
有り難うございました
ヤッさん >どういたしまして^^